僕だけなのかな、今月がすごく長く感じたのは。
毎日が充実して、楽しかったこの一ヶ月。にも関わらず、長く感じたこの一ヶ月。
不思議だ、この感覚。
時計がさす時間じゃなくて、個々が感じる時間を僕は「感覚内時間」と呼んでます。
これは僕の造語です。
で、その感覚内時間というのは、本当に不思議だ。
一般に嫌なとき、苦しいときは「時間が長く感じられる」って言うじゃないですか。
逆に楽しいときは「時間が速く感じられる」と言う。
でもそうとは断言できないってことは、みんなが知ってる。
楽しいのに時間を長く感じることは、ある。
感覚内時間には不思議が多い。
僕は昔からこのテーマで随分遊んだ。(造語まで考えて)
わからないことが尽きないので、まだまだ遊ばせてもらおう。
- 2007/01/31(水)
- 日 記
たまに見る夢が高い確率で同じ舞台だったりする。
内容は違うけど、シチュエーションが同じだったりする。
その舞台とは、僕が生まれてから18まで住んだ崖の上にある公団住宅だ。
第三者からから見ればどうってことのないそのアパート。
でも僕にとっては宇宙の誰とも共有できない「特別な何か」がある。
僕が生活した場所はこれまでに7カ所。
だけどいつも夢に出てくる舞台は、幼少のころから住んだこの公団住宅だ。
誕生から人格形成をするまで育ったこの場所は、言わば僕の原点なんだろうな。
未だに気になる場所として僕の中にあり、よく夢に見る。
いつかここを舞台にした絵を描き、展覧会をしたいと思う。
- 2007/01/30(火)
- 日 記
100のことを考えても、実際にアウトプットできるのは0.1くらいのもんだ。
僕は雑念だらけの人間で、あれこれ考え事をするのがホントに楽しい。
地味な趣味だけど、それは年々おもうこと。
僕にとって大切な遊びのひとつは「人との会話」だったりする。
頭の中で考えていることを「言葉」や「絵」にするのは、僕にとっての遊びなんだ。
だけど全部吐き出すのはむずかしい。
出すより先に、新たに思いつく。その繰り返しだ。
だから100考えても実際にアウトプットできるのは、せいぜい0.1くらいのもんだ。

写真は2006年の個展"JAPOLLO"(サンタモニカ)のオープニングより
- 2007/01/29(月)
- 日 記
今日は「理想的なコラボレーションとは何か」というお題で、散歩した。
コラボレーションはよく「A×B」というふうな「かけ算」で表記される。
しかしあれはあくまでもわかりやすく記号化しただけのものである。
突き詰めると単純な「足し算、かけ算」じゃあ納得できない部分が出てくる。
それは答えを「大きな数字ほどいい」というふうにしているからである。
しかし数字の価値観は大小では計りきれないものだ。
例えばトランプ。
K=13よりもA=1の方が強いということもある。
それでも数字で表せと言うならば、僕は方程式とその答えまでも用意する。
それは1+1=1というものであり、シンプルに作家+作家=作品としたい。
でもこれを結論にすると、あまりにもベタだし、なにより散歩が終わってしまう。
もう少し歩きながら考えた。
僕の大好きな「ナスのスパゲティー」のナスはおいしい。
あれはナスが本来もつ甘みをオリーブオイルが最大限引き出しているからだ。
このふたつの関係は、理想的なコラボレーションのように思う。
「足し算、かけ算」に留まらず、合わさる事で互いの能力が発揮されているからだ。
そこには「ふたつが合わさる意義」がある。
そして引き出し合うには互いの能力を見いだす能力が必要になってくる。
「見いだす」とは文字どおり、その対象から良い部分を見つけ、とり出す作業だ。
これは言葉遊びじゃない。
有能な芸術家は材料に「作るべき作品の姿を」見るし、ニュートンは落下するリンゴに引力を見いだした。
理想的な合作はただの共同作業じゃなく、互いの芯を引き出す化学反応と言える。
こうして考えてみると、コラボレーションは料理に置き換えるとわかりやすいな。
良い料理は食材同士が引き立て合っている料理だ。
作家同士のコラボレーションもそれと同じと言える。
なんて歩きながら考えていると、そろそろ疲れてきた。
スパゲティーなんて考えたら、腹が減ったよ。
- 2007/01/28(日)
- DEBLI
DEBLI PROJECTというグループ展への参加が決まりました。(4月/東京/渋谷)
最近は活動舞台の90%以上が海外なので、日本での展覧会は僕もホントに楽しみだ。
内容もエキサイティング。
西本剛己さんのオブジェを使わせていただいて、作品を創造する企画となっている。
実は僕にとって今回がはじめてのコラボレーション体験となる。
合作については前から考えていたので、もっと深く考えるいい機会になりそうだ。
今は3月にロスで行われる展覧会の準備中なので、これが終わり次第制作に入る予定。
とはいえ頭の中ではシュミレーションがすでにスタートしている。
制作は始まっていると言えるかな。
どちらにしても今、とてもワクワクしている。
「ワクワク」はすべての創造的な仕事の原点だ。
きっと素敵な作品になるに違いない。
- 2007/01/27(土)
- DEBLI